ほんのりと柔らかなお花!アグロステンマを育てるポイント7つ

ほんのりと柔らかなお花!アグロステンマを育てるポイント7つ


アグロステンマは地中海沿岸に自生するナデシコ科の植物で、地中海沿岸から西アジアに、3種が分布している一年草です。アグロステンマは畑を意味するアグロと、王冠という意味のステンマから来ており、畑に美しく咲くという意味です。

ヨーロッパでは麦畑に生える雑草として扱われるので、園芸的にはあまり育てられていません。しかし、その丈夫さえに原産地以外にも分布を広げています。日本でも半野生化しています。
日本には1877年に渡来しました。日本では最初、切り花として普及しましたが、性質が丈夫でよく発芽するため、花壇などにも利用されるようになりました。
和名ではムギセンノウと呼ばれています。長い葉が麦に似ていることから、この名前がつけられました。

秋に種をまいて翌年の初夏に、細いストライプの入った爽やかなピンク色で、中心部分がほんのりと白くなっている、素朴で可憐な花を咲かせます。一年草なので、花が咲いた後は枯れてしまいます。

全体的に線が細くてやわらかい印象の草姿ですが、どんどん成長する強健な性質をもっています。露地やコンテナで群植させると美しいです。そんなアグロステンマを育てるポイントを紹介していきます。



 

ほんのりと柔らかなお花!!アグロステンマを育てるポイント7つ

 

科名:ナデシコ科
属名:ムギセンノウ属
学名:Agrostemma
別名:ムギセンノウ・ムギナデシコ
原産地:ヨーロッパ地中海沿岸 西アジア

 

日当たりと水はけの良い場所を好みます。

・日照不足になると徒長して、倒れやすい姿形になってしまいます。

・強風がよく吹く場所で育てると、茎が細い為、倒れてしまうことがあります。

・じめじめとした過湿に注意してださい。

 

種まきは秋にしてください。

・秋に種をまき、翌年の初夏に花を咲かせます。

・暖地10月上~中旬が適期です。

・寒冷地では9月中~下旬が適期で、本格的な寒さが来る前にしっかり育ててください。

・水はけの良いやせ気味で、弱アルカリ性の土を好みます

・一年草で花が咲き終わった後、枯れてしまうので植え替えは必要ありません。

・耐寒性があり、苗で冬越しができます。

・冬の北風が強く吹き付ける場所は防風をしてください。

・霜に当たると枯れてしまうので、霜よけをしてください。

 

表面の土が乾いたら、たっぷりと水をやってください。

・鉢植えは表面の土が乾いたら、たっぷりと水をやってください。

・過湿によって根腐れをしやすいので、鉢底石を敷くなどして対策をしてください。

・花壇植えは基本的に水やりの必要はありません。

・株の上から水をかけると、茎葉に生えているうぶ毛に水分が付いて蒸れて枯れてしまうので、水をやるときは株元からやってください。

 

あまり肥料は必要ありません。

・やせ気味の土地でもよく育ちます。

・肥料が多いと伸びすぎてバランスが悪くなり花付きが悪くなります。また、倒れやすくもなります。

・鉢植えの場合は、10月~4月に2~3か月に1回、緩効性化成肥料をやります。

・土にあらかじめ苦土石灰を混ぜておけば追肥の必要はありません。

・花壇植えには、肥料は必要ありません。

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病気は灰色カビ病、害虫はアブラムシがつきます。

・9月~11月と3月~6月にアブラムシがつきやすいので、殺虫剤を散布して予防してください。

・特に蕾や新芽にアブラムシがつきやすいです。

・その他の害虫は、ネキリム、ヨトウムシ、アオムシがつくので、同じく殺虫剤を散布して予防してください。

・株が混み合い、風通しが悪く蒸れたり、5月~6月に雨が続くと、灰色カビ病にかかります。

・殺菌剤を散布して対処してください。

 

種で増やすことができます。

・花後に種がつくので、こぼれる前に採取してください。

・一年草で花が咲き終わった後は株自体が枯れてしまいますので、毎年タネをまいて育ててください。

・花が咲き終わった後、地面にこぼれた種から自然に芽が出るほどで発芽率はよい植物です。

 

花がらの摘み取り、支柱を立ててください。

・花が咲き終わったら、花の下にある子房ごと切り取ってください。そうすることで、株が余計な体力を使わないので、次々と新しい花が咲いてきます。

・4月~5月になると、背丈が高くなり倒れやすくなるので、支柱を立ててください。

 

いかがでしたか?
アグロステンマは非常に強い植物なので、育てやすいです。花壇だけではなく、切り花としても利用することがで、細い茎、薄い花びら、繊細な容姿で人気があります。野に咲くようなやさしげな雰囲気があるアグロステンマをお庭で咲かせてみませんか?

 

まとめ

ほんのりと柔らかなお花!アグロステンマを育てるポイント7つ

・日当たりと水はけの良い場所を好みます。
・種まきは秋にしてください。
・表面の土が乾いたら、たっぷりと水をやってください。
・あまり肥料は必要ありません。
・病気は灰色カビ病、害虫はアブラムシがつきます。
・種で増やすことができます。
・花がらの摘み取り、支柱を立ててください。