切り花が人気の洋蘭の一種!エピデンドラムを育てるポイント8つ

切り花が人気の洋蘭の一種!エピデンドラムを育てるポイント8つ


エピデンドラムは、中央アメリカ~南アメリカに約700種が分布する蘭で、カトレアとは近縁にあたります。自生地では樹木や岩の上に根を張り付かせて生育する、日光の大好きな着生蘭で、1~数mにも伸びる細長い茎をもち、その頂部に半ボール状に小輪花を多数つけます。
エピデンドラムのエピは上、デンドラムは樹を表し、樹上という意味をあらわします。

日本で一般的に流通しているエピデンドラムは、そのなかでもリードステムエピデンドラムというタイプの交配種になり、茎を短く改良し、鉢物としても楽しめる大きさにされたものです。

もともとの色彩はオレンジ色が主流ですが、品種改良が進むにつれ、赤、黄色、ピンク、白などの色彩もふえ、現在では色とりどりのボール状に咲く花を楽しむことができます。長い時には三カ月以上の花が咲き続け楽しませてくれます。葉は肉厚があり、多肉植物を思わせる姿形です。

切花が人気で流通も多く、アレンジメントや生け花でよく利用されています。
そんな開花期間が長く、切り花としても楽しめる、エピデンドラムの育て方を紹介していきます。



 

切り花が人気の洋蘭の一種!!エピデンドラムを育てるポイント8つ

 

科名:ラン科
属名:エピデンドラム属
学名:Epidendrum
別名:エピデンドルム、エピデンドロン
原産地:中央アメリカ~南アメリカ

 

日当たりが良い場所を好みます。

・日当たりがよいほど花つきが良くなります。

・真夏の日差しが強い時は、50%程の遮光をして葉焼けを防いでください。

・葉が黄色くなってきたら葉焼けの可能性があるので、夏以外にも症状が出れば、カーテン越しの日差しに変えてください。

・30度を越えると休眠します。あまりに暑いと枯れてしまうこともあります。夏は風通しの良い場所で育ててください。

・冬は室内でガラス越しの日光に当ててください。

・春~秋に屋外で風に当てると元気がよくなります。

 

10℃以上で冬越しができます。

・秋に最低気温が15℃を下回れば、日光の当たる室内へ移動させてください。

・10℃以上を保てば冬越しできますが、冬場の玄関や夜間の窓辺は夜中にぐんと寒くなり10℃を切るので避けてください。

・5℃未満になると枯れてしまいます。

 

植え込み材の表面が乾いたら、たっぷりと水をやってください。

・夏は乾きやすいので、乾かしすぎないようにチェックしてください、

・冬はあまり水を必要としないので、植え込み材が乾いてから2~3日後にやってください。

・葉水は年間を通してやってください。

 

薄めの液肥をやってください。

・市販の液肥のほとんどは1,000倍希釈なので、その倍の2,000倍でやってください。

・冬は10日に1度ぐらいやってください。

・春~秋は1週間に1度ぐらいやってください。

・モルコートという洋蘭専用の肥料を使えば、年一回ですみます。5月下旬に小さじ1杯程度やってください。

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アブラムシがつきます。

・蕾や花にアブラムシがよくつきます。すぐに大量するので注意してください。

・見つけたら、殺虫剤で駆除してください。

 

鉢底から根がはみ出してきたら、植え替えてください。

・2年に1回ぐらいが植え替えの目安です。

・適期は春です。

・鉢から抜き、腐った根や古い水コケを取り除いてください。

・植え替えは水コケやバークで植えてください。

・背が高くなる植物なので、転倒防止の為に比較的重めの鉢が適しています。

・鉢から株を出すと、底に発泡スチロールが入っていることがあります。これは通気性と排水性を高める為です。

・入っていたものを活用するか、同じように底に発砲スチロールを入れてください。

 

株分け、挿し木で増やすことができます。

・株分けの適期は春~初夏です。

・根を丁寧にほぐしていき、分けられそうな位置で分けてください。

・または、必ず消毒したハサミで切り分けてください。

・挿し木の適期は春~初夏です。

・茎を3~4節切り取り、水ゴケを入れた鉢に挿してください。

 

花がらを摘んでください。

・古い花が茶色く枯れてきたら、丁寧に取り除いて、花のボールを綺麗に保つようにしてください。

・水切れを起こすと、綺麗なボールにならないので気をつけてください。

 

いかがでしたか?
エピデンドラムは鉢植えで花を長く楽しめますが、切り花にしたり、生け花でも楽しむことができます。ボール状に花を咲かせる独特な見た目と花色の種類が多いので人気です。室内であれば冬越しが出来るので、ぜひ育ててみましょう!

 

まとめ

切り花が人気の洋蘭の一種!エピデンドラムを育てるポイント8つ

・日当たりが良い場所を好みます。
・10℃以上で冬越しができます。
・植え込み材の表面が乾いたら、たっぷりと水をやってください。
・薄めの液肥をやってください。
・アブラムシがつきます。
・鉢底から根がはみ出してきたら、植え替えてください。
・株分け、挿し木で増やすことができます。
・花がらを摘んでください。