花も葉も楽しめるハーブ!!クリーピングタイムを育てるポイント8つ

花も葉も楽しめるハーブ!!クリーピングタイムの育て方ポイント8つ

クリーピングタイムは30種類以上あるタイムの仲間です。もともと、アフリカやユーラシアの乾燥した草原生まれの植物です。似た仲間が沢山あり、中でもタイムが香辛料として有名ですね。レモンタイム、ゴールデンタイムなどがあり、どれも白から淡い紫色の花をつけます。
日本にも同じ仲間イブキジャコウソウが、山に分布しています。

特徴
葉や茎が地面を這う形で広がります。5~9月ころに、小さい花が咲きます。
花が咲くころ、茎や葉を刈り取って、料理に使うと、さわやかな香りを楽しめますよ。
ハーブティーにしてもいいですね。タイムの精油は、歯磨き粉、うがい薬、
石けんの香料にもなっています。
これから苗で植えるときの育て方のポイントを8つ紹介しましょう。



 

花も葉も楽しめるハーブ!!
クリーピングタイムを育てるポイント8つ

科名:シソ科
属名:イブキジャソウソウ属
学名:Thymus  serpyllum
別名:ヨウシュイブキジャコウソウ
原産地:北アフリカ、ユーラシア
開花期:5月~10月

 

日光を好み、水はけのよい場所でよく育ちます。

・日光を好む植物ですが、周りに土のあるところに植えてください。

・夏に家の壁近くなど温度が上がりすぎる場所を避けて、苗を植える場所を決めます。

・土は花壇用での水はけのよい土であれば、特に問題なく育ちます。

 

冬は茎が枯れたりしますが、芽や根で冬越しします。

・寒さには強いです。冬には葉を落として、根元の芽や根で冬越しします。

・低温には-10度くらいまで耐えられます。芽や根が凍ることはなく、マルチをしなくても芽や根が生きています。

・2月頃から3月にかけて新芽が生長しはじめます。

 

表面の土が乾いたら、水やりをしてください。毎日水やりは不要です。

・苗の植え付けをしたとき、表土が乾燥しない程度に、水やりをします。

・いったん苗が育ち始めれば、乾燥地帯の植物なので、毎日水やりは不要です。

 

花壇の土なら肥料を入れなくても充分に育ちます。

・花壇の土なら、植え付け時にもかなり肥料が含まれますので、追肥は不要です。

・ハーブ類の香りは、肥料が多くなると弱くなります。これ、意外に忘れられがちです。

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病気や害虫はあまりありません。

・春や秋にアブラムシ、夏にガの幼虫がついたりします。
しかし、枯れるような被害はほとんど出ないので放置しても大丈夫です。

・風通しが悪いと一見、病気のように葉が落ちたり生育が悪くなります。
風通しを良くすれば、株は元気になりますのでご安心ください。

・花にミツバチやアリが沢山来ます。外国では、ハチの蜜源植物です。

 

苗から植えて、育ったら株わけをします。

・植え替えや株分けの適期は4月~5月です。

・4月ころに、苗を花壇に植えます。
種から育てるのは少し面倒なので、園芸店で苗を購入してください。

・苗はポットの土ごと、花壇に植えると、根が早く着きます。

・2~3年育てていると、株が大きくなりますので、株わけをします。

・大きくなった株を分割して、枝を刈り込み、新しい場所に植え替えると、
勢いを取り戻し、花が良く咲くようになります。

 

挿し木でも増やすことができます。

・挿し木の適期は5月、9月です。

・株分けや刈り込みのときの芽を挿し木に使います。

・下葉を落としてバーミキュライトに挿しておくと、3週間ほどで根が出ます。
これを鉢植えにしてもいいですね。

 

株がむれないように枝の刈り取りをすると、花が片寄らずに咲きます。

・乾燥を好むので、株がむれないように、下枝や葉の刈り取りは年に数回必要です。

・5月を過ぎ、急速に株が成長し、枝が込み合うようになると、下葉が枯れてきます。
株が水分過多になると、枯れやすくなるので、茂ったところを刈り込みます。

・刈り込みの時期は主に梅雨前と、秋です。時々様子を見て、絡むようであれば、
刈り込んでください。そのまま放置すると、下のように株が弱ります。

花も葉も楽しめるハーブ!!クリーピングタイムを育てるポイント8つ

 

いかがでしたか?
クリーピングタイムは、株の混み具合を解消さえすれば、育てやすい種類です。病気や害虫もつきにくいです。 刈り取った葉やつぼみはハーブとして楽しめます。特に香りが良い時期は、花が咲き始めの時期です。そのころに茎や葉を刈り取り、肉料理やスープの香り付け、ハーブティーに使えます。自宅で育てて、ハーブを作るにも面白いので、お楽しみください。

 

まとめ

花も葉も楽しめるハーブ!!クリーピングタイムを育てるポイント8つ

・日光を好み、水はけの良い土なら、よく育ちます。
・春に芽が伸び、冬に地上部がほとんど枯れて冬越しします。
・表面の土が乾いてから、水をやってください。毎日の水やりは不要。
・苗で植え、よく育ったら、株わけも必要です。
・病害虫もほとんどなく、丈夫に育ちます。
・花のつきが周辺部だけになってきたら、株分けしてください。
・挿し木で増やすことができます。
・株のむれを防ぐために、茂りすぎたら刈り込んでください。