黄色のお花が眩しい!キングサリを育てるポイント8つ

黄色のお花が眩しい!キングサリを育てるポイント8つ


キングサリはフジに似たマメ科の植物でヨーロッパ中南部原産の落葉性小高木です。日本ではあまり見かけませんが、ヨーロッパではメジャーな植物で、寒冷の土地では大木に育ちます。日本には明治時代に入ってきたようです。

5月~6月頃に枝から下に向かってぶらさがるように、非常に目を引く黄色い花を咲かせます。別名のキバナフジの通りぱっと見は黄色い藤のようにも見え、その花の咲く姿は圧巻です。

その花の美しさとは裏腹に、有毒植物としても知られており、特にタネには毒性の強いアルカロイドが含まれているので、誤って子供やペットが決して口にしないように気を付けてください。中国では毒豆とも呼ばれています。

寒冷地向きの植物なので、日本では関東より北の地域が栽培に向いています。育成環境が合うと、数メートルにもなるようです。西日本の平地や暖地でも育たないことはありませんが、寒冷地ほど大きな木に育たないことが多いようです。枝が柔らかく自由がきくので、フェンスやアーチに誘引したり、また、藤のように棚仕立てで垂れ下がらすこともできます。そんな黄色の花がまぶしいキングサリの育て方を紹介していきます。



 

黄色のお花が眩しい!!キングサリを育てるポイント8つ

 

科名:マメ科
属名:キングサリ属
学名:Laburnum anagyroides
別名:キバナフジ・ゴールデンチェーン
原産地:ヨーロッパ中部~南部

 

日当たりがよく、水はけの良い場所を好みます。

・日光を好みますが、高温多湿に弱く、夏の強い日差しに当てると弱ってしまうので、夏場の西日が当らない、風通しの良い場所へ植えてください。

・鉢植えの場合は、夏場は上記の場所へ移動させてください。

・日陰ではよく育ちません。

 

積雪するような地域、土が凍るような地域でも育ちます。

・寒さには強いですが、冬の北風に当たり続けていると、枝枯れを起こしやす場合があります。

・幼木の場合は雪が積もると重さで折れてしまうので気を付けてください。

 

少し乾燥に弱いです。

・夏の暑さ対策に風通しの良い場所へ植えると、乾燥しやすくなるので、様子を見て庭植えでも水をやってください。

・鉢植え、庭植えともに土の表面が乾いたら、たっぷり水をやってください。

 

肥沃な土を好みます。

・植える時にあらかじめ堆肥を混ぜ込んでおきます。足りない分は花と野菜の培養土を使ってください。

・1月~2月頃、株元に堆肥を施し、花後に化成肥料を株元に追肥してください。

・チッソ分の肥料が多くなると枝葉はよく育ちますが、花付きが悪くなります。リン酸やカリを主体とした肥料がおすすめです。

・土壌が粘土質などで水はけが悪場合は、腐葉土や赤玉土を混ぜて水はけをよくしてください。

・鉢植えは3月頃に化成肥料を株元にやってください。

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カイガラムシ、アブラムシ、テッポウムシがつきます。

・各害虫とも発生したら見つけ次第、殺虫剤をまいて駆除してください。

・病気の心配はあまりありませんが、夏の高温多湿を苦手とするので、夏の対策をしてください。

 

移植を好まない植物です。

・庭植え、鉢植えともに適期は3月ですが、根を傷めないように気を付けてください。

・移植を好まないので、庭植えの場合は場所を充分に選んでから植えてください。

・庭植えで植え替えをする場合は、大きくなって他の場所へ植えても根がつきにくいのです。

・移植の限度は5年~6年の若木までです。

 

挿し木と種まきで増やすことができます。

・元気な枝を土に挿していれば挿木でいくらでも増やせます

・挿し木の適期は3月中旬で、元気な枝を15cm~20cmの長さに切って、明るい場所で乾かさないように管理してください。

・種まきは、秋に採取したものを保存し、翌年の3月中旬から下旬にまいてください。

・キングサリの種には毒性の強いアルカロイドが含まれているので、扱いには充分気を付けてください。

 

支柱を添えてください。

・成長しても主幹がかなり細いので、枝葉の重みでぽっきり折れてしまうことがあります。

・積雪する地域では雪の重みで折れてしまうことがあります。

・枝葉の重み、雪の重みで折れてしまわないように、支柱を添えてください。

 

いかがでしたか?
英国ではゴールドチェーンやゴールドレインなどと呼ばれ、黄色の花の華やかさによりガーデニングによく使われている植物です。たわわに咲く花房が印象的でお庭を一気に華やかにしてくれますよ!

 

まとめ

黄色のお花が眩しい!キングサリを育てるポイント8つ

・日当たりがよく、水はけの良い場所を好みます。
・積雪するような地域、土が凍るような地域でも育ちます。
・少し乾燥に弱いです。
・肥沃な土を好みます。
・カイガラムシ、アブラムシ、テッポウムシがつきます。
・移植を好まない植物です。
・挿し木と種まきで増やすことができます。
・支柱を添えてください。